インプラントニュース

喫煙者が歯周病にかかりやすい原因とは

2013.08.29

先日、歯周病は煙草病のひとつだとお話しました。
今日は、喫煙者が歯周病にかかりやすい原因をお話したいと思います。

まず、煙草に含まれるタール成分が歯に付着して、そこに歯周病の原因となるプラークが付きやすくなることが挙げられます。
その結果、歯石ができやすく、歯周ポケットも深くなり、歯周病が進んでしまうのです。
さらに、煙草に含まれるニコチンが、歯肉の血管を収縮させて血流障害を起こすため、歯茎に酸素や栄養が行き渡らなくなり、歯周病の進行が早まります。
また、喫煙者は白血球の数が多く、煙草の含有成分が白血球を刺激して、炎症を強くしてしまうこともあります。

これらの原因により、喫煙者は歯周病にかかりやすいのです。
口臭による早期発見もしにくいので、喫煙者は積極的に歯科医院のケアを受けるようにしましょう。

投稿者:たかだ歯科

page top