歯周病について
歯周病について

その理由は、歯周病は多くの場合全くの無症状で進行していくため、気が付いた時にはもう骨の大部分が溶かされてしまっており、手遅れになっていることが多いからです。
また、歯周病で溶かされてしまった骨は、現代の最新の歯科医療をもってしても元に戻すことは非常に困難です。
しかも、日本人の場合、歯肉炎は10~20代前半ですでに60%の方がかかっているといわれ、50才代でおおよそ80%の人がかかっているといわれるほど、多くの方が悩んでいる歯の病気です。
また、日本人の35歳以上の約8割は歯周病だとも言われています。
だれもがかかっている病気だからといって軽視していると最後には取り返しのつかないことになってしまう怖い病気です。
歯周病の原因
なぜ80%もの人が歯周病(歯槽膿漏)になってしまうのでしょうか?
歯周病は、特殊な細菌により引き起こされていてその細菌を媒介するのがプラーク(歯垢)というものですが、このプラーク、歯石を落とすすことができていない、とういのが最も多い原因になっていると思われます。
歯周病にかからない、予防するには、歯の周りにこのプラークが付いていないこと、あるいは歯石がついていないことが重要です。
プラークは歯ブラシで落とすことが出来ますが、歯石は石のように硬く、また歯や根にしっかりとこびりついている為、歯ブラシでは落とすことができません。
それ以外にも起こす原因があります。
最も問題なのがプラーク(歯垢)とたばこです。
たばこに含まれるタールが歯の表面に付着することにより、プラークがとても付きやすくなります。
その結果、歯周ポケットが深くなり歯周病が進んでしまいます。
さらに、たばこに含まれるニコチンは歯ぐきの血管を収縮させ、血液の流れを悪くします。
そのために、歯ぐきに酸素や栄養が行き渡らず、歯ぐきの抵抗力が弱まり、歯周病を進行させます。
たばこを吸う人は、吸わない人と比べて、歯周病の症状である口臭に対する関心度が大変低いといわれています。
そして、気が付いたときには重度の歯周病になっていることが多いのです。
このようなことから、喫煙者はたばこを吸わない人より高い確率で歯周病にかかりやすく、歯を失う確立も高くなります。また、歯周病の治療を行っていても予後が良くないといわれています。
つまり管理は自分自身で行うことが80%残りの20%が歯科クリニックにおいて行うこと、といってもいいと思います。
歯周病の症状(全身疾患との関係)

本来、歯肉はピンク色をしていますが、炎症を起こすと赤黒く変色します。
血管が拡張し、歯磨きによって出血することも頻繁です。

歯肉が下がり、歯が長くなったように見え、 歯のすき間も広がります。
押すだけで血や膿が出るような状態です。
また口臭も悪化します。
歯肉が下がり過ぎると歯の根が露出し、歯を支えられなくなり、ぐらつきが見られるようになります。

以下の疾患は歯周病との因果関係が明確に確認されております。
- 糖尿病
- 肺炎
- 虚血性心疾患
- 低体重児出産
- 早産
歯周病を予防するには、早期発見、早期治療がキーとなります。
当医院では、歯周病の予防にも力を入れております。
少しでも歯のことで気になることがございましたら、お気軽にご相談下さい。
歯周病(歯槽膿漏)の治療
まず、綿密な診査を行って、歯周病の実態をつかみ、原因を明確にし、除去していく原因除去療法が基本です。
初診時には、プラークの付着状態、ポケットの深さ、歯槽骨の吸収程度、歯の動揺、歯肉の炎症状態、咬合状態を診査します。
それをもとに診査結果、処置内容を具体的にお話し、治療に対し理解と同意が得られた方のみ治療を開始します。

















